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輸入作物の安全性について

皆さん「食料自給率」という言葉を耳にしたことはありませんか?
コロナ禍にあって、我が国の食料事情に関心を持たれた方も少なくないと思います。

日本人が昔から食べてきた米や野菜、魚介類の自給率は
それぞれ米97%、野菜79%、魚介類52%と比較的高くなっています。

これは昔から食べていたぶん
生産基盤や生産技術が受け継がれていることや
生鮮野菜は長期保存ができず輸入が難しい
魚介類は国内で新鮮なまま流通できることが考えられます。

しかし、小麦や、油脂類・飼料の原料となる、大豆、菜種、とうもろこしなどは
日本の限られた農地では大量に生産するのが難しいので
生産に適した気候の、広大な農地を有する国で
大規模に生産されたものが輸入されており(※)
自給率はそれぞれ小麦16%、大豆6%、油脂類13%と低い状況です。

(※)アメリカ、オーストラリア、カナダ、中国など


輸入された野菜や果物の場合
原産国名の表示が義務付けられていますが
使われている農薬などは、まったくわからないのが現状です。

それぞれの国で基準が設けられていても
日本で認められていないものが使われていたり
残留基準の数値が厳しくない場合もあるのです。

収穫後の農作物に、ポストハーベスト農薬がかけられたり
防カビ剤などが添加されていることもゼロではありません。

国産品では認められていないことが
輸入作物においては、まかり通っているというのも事実なのです。
調理の下ごしらえの段階で、適切に処理するようにしたいところです。

このブログをお読みいただいたのを機に
日本の「食料」や「農業」の実情にご関心を持っていただければ幸いです。

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